2023 vol.1

苦手科目へのサポートのおかげで可能性が広がった

部活と勉強、どちらにも注力したいという理由で泉ヶ丘校に入学。思い描いていた通り、部活や勉強、行事といろいろなことに積極的に取り組んだ6年間でした。苦手意識のあった文系科目については、先生方が手厚く支えてくれました。例えば中学3年で英語の勉強につまずいたときには、放課後に担任の先生がつきっきりで教えてくれました。そのとき身についた「この構造の文章はこうやって解く」といった考え方が基礎となって、受験の最後まで乗り切ることができました。

大学では自分の可能性を広く探したいと考え、京都大学の総合人間学部に進学。文系の人でも理系の専門的な授業が取れる、文理の垣根がない学部です。現在は希望通り、さまざまな分野の授業を履修しているところです。将来の夢は未定ですが、やりたいことを探しつつ、自分なりに学びを深めていきたいと思います。

部活にも全力だったからこそできた、貴重な経験

泉ヶ丘校を選んだ大きな理由の一つは硬式テニス部。中学生のときは双子でダブルスを組んで大会に出場し、良い成績を残すことができました。また、高校に進んでからは運営にも関わるように。他校と連絡を取り合って、試合の日程調整や場所の許可取りなどをすべて自分たちで行うこともありました。そのおかげで、自主性や行動力、初対面の人とコミュニケーションを取る力など、社会で必要な能力が身についたと思います。後輩たちと出場した大会では、「自分がしっかりしないといけない」と身が引き締まりました。大変だったことも、楽しかったこともすべて貴重な経験であり、良い思い出です。

同期が引退していく中、高校3年の夏前まで部活に参加していましたが、練習がない日に補習を入れることで勉強時間を確保することができました。先生方のサポートや充実した補習のおかげで、自分のペースでもやりたいことに取り組める点が、泉ヶ丘校の何よりの魅力だと思います。勉強も部活もどちらも楽しみたい!という方は、ぜひ泉ヶ丘校で充実した生活を送ってほしいです。

PROFILE

髙澤 瞭吾[6年コース 2023年卒業]

京都大学 総合人間学部 総合人間学科