2023.03.05
春の陽気が少しずつ本格化しています
このところ穏やかな春の陽気に包まれている。花粉症の季節でもあるが、たくさんの人が街を歩いている。外国人観光客の姿も目にするようになり、少しずつではあるが、以前の活気を取り戻しつつある。 桜前線の開花予測もなされている。大阪は3月24日ころの開花で、4月1日ころに満開を迎えるとの予想。例年より3日ほど早くに開花するとのこと。意外と東京が最も早く3月16日に開花し、3月24日には既に満開とのこと。所…
2023.03.04
中学3年生の課題解決型プロジェクトが大詰めを迎えています
中学3年生「探究学習」に向けた仕上げの段階に差し掛かっている。SDGsへの取り組みを柱に、それぞれクラスを横断してのグループワーク。この水曜日には、食品ロスをテーマにした新たなメニュー考案と実際の試食会。私も参加した。 調理は専らプロの手に委ねたわけだが、そのレシピや食品ロスの実態を子どもたちは目の当たりにした。どの食材もたいへんおいしく食べることが出来た。子どもたちの食品ロスに関する認識も深ま…
2023.03.03
映画「生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち」を観ました 3
本日もお付き合い願いたい。 ----------------------------------------------------------------------- 正直、2時間の映画を観ても、あの51分間に何があって、どうして子どもたちが命を落とさねばならなかったのか。そのことはほとんど見えてこない。だが、その後の3人のお話を聞く中で、真相が私なりに見えてきたような気がする。 まず、津…
2023.03.02
映画「生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち」を観ました 2
昨日に続き、映画の感想をお届けしたい。お付き合い願いたい。 ------------------------------------------------------------------------ 真相解明を求めて、何度も行政と話し合ったが、納得できる結論を見ない中、行政側への不信感が募る。遺族間の意見も割れる。そんな中で、やはり真相究明は、法廷の力を借りなければ不可能であるという結論に…
2023.03.01
映画「生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち」を観ました 1
年度末最終月を迎える。これから少しずつ本格的な春に向かって、暖かい日も増してくるであろう。いよいよ卒業、入学シーズンを迎えることとなる。 さて、私は先日「生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち」というドキュメント映画を観に行った。その日はちょうど、映画監督の寺田和弘氏、裁判を闘った原告の一人の只野英昭氏、さらにジャーナリストの大谷昭宏氏を交えてのトークショーも開催された。 そこでは、映画で…
2023.02.28
2月イベントと3月の予定です
2月も本日が最終日。早いもので、明日からは3月突入である。今月は高校入試というビッグイベントがあり、たくさんの受験生にお越し願えた。最終的な入学生の確定は、3月20日にならないと分からない。 来月17日には、中高の卒業式が本校で予定されている。特に、高校3年生の皆さんは入学式も正式には開催されていないし、学校行事も思うに任せない中で、3年間を過ごした。気持ちを込めて送り出してやりたい。また式後、…
2023.02.27
新たな1週間の始まりです
新たな1週間を迎える。本日で長丁場だった学年末テストも終了。放課後活動が再開される。また、先週土曜日には現在中学3年生6年コースの生徒・保護者の方を対象にした、高校入学前説明会が開催された。 大切なことは、高等学校での学びの確認。新学習要領もスタートして、大学入試に向けた歩みが始まる。科目も細分化され、これまで以上に家庭学習の重要性が増す。その辺りの現実的な話を、進路指導部から情報提供された。 …
2023.02.26
ライン部門のお話しです
お休みのひと時である。国公立大学2次入試が始まっている。高3生の奮起を期待したい。 さて、昨日まで本校の校務分掌という、一般組織でいう「スタッフ部門」のご紹介をした。学校にはそれとは別に、業務遂行に直接かかわる「ライン部門」がある。これは、学校でいうなれば、いわゆる学年団に当たる。 中学1年生から高校3年生まで、それぞれの担任・副担任が直接生徒をマネジメントする。その担任を束ねるのが、学年主任…
2023.02.25
本校校務分掌のご紹介です 3
本日よりいよいよ国公立大学前期試験が開催される。本校の生徒も全国に飛びながら、熱い闘いを繰り広げている。 さて、昨日に続き「校務分掌」のご紹介をお送りしたい。「教務部」である。このセクションは、教学に関するあらゆることを担当する。時間割の作成や各教科との連携。単位認定や成績処理。各学年に複数名の教員を配し、生徒の教学サポートをする。シラバスの統括もこの部門である。 最後に「入試対策部」。このセ…
2023.02.24
本校校務分掌のご紹介です 2
学年末テスト真っ盛りである。昨日に続いて本校の8つの校務分掌についての説明を続けたい。 「保健部」。コロナ対応で大変多忙を極めたが、普段は保健室を中心に、生徒の体調管理を行っている。メンタルケアも重要な仕事で、カウンセラーとの連携も欠かせない。コロナ後のルール改正も、このセクションが中心となって進められている。 5つ目は「企画部」。学校行事の企画全般を立案し、運営するセクション。体育行事で言え…
2023.02.23
本校校務分掌のご紹介です 1
祝日のひと時である。いかがお過ごしだろうか。さて、次年度準備も着実に進んでいる。本日は、本校の校務分掌についてご紹介したい。校務分掌とは、学校運営上必要な業務分担である。本校では全教員が必ずどこかの校務分掌にひとつ所属することになっている。 生徒に身近なところでは「生徒指導部」。これは生徒の社会性涵養のため、ルールやマナーといった社会常識を学んでもらうことを目的に設置されている。大切な業務である…
2023.02.22
高校生徒会の提案がありました
高校生徒会から、トルコ・シリア地震の支援活動を行いたいという提案があった。まだこれから教員たちのコンセンサスを取って、具体的な決定となるが、こうした意見が子どもたちから出てくることは喜ばしい。 具体的にどのような支援が可能なのか。金銭面だけでなく、物資面にまで拡大するのか。その辺りはこれからの議論となろう。私は2011年の東日本大震災の際、翌年ボランティア支援に1週間ほど現地で活動した。北風吹き…
2023.02.21
中学 総合学習発表会を開催します
来たる3月11日土曜日(9時30分~11時30分)泉ヶ丘駅前のビッグアイにて、中学3年生の卒業研究発表会、中学2年生の研修旅行に向けたオリジナル旅程の発表が行われる。子どもたちの主体性の涵養を目的とした取り組み。かなり意欲的に取り組んでくれている。 また、この日は午後(15時~16時)、中学1年「群読発表会」が開催される。日本に古くから伝わる美文・名文に触れることを通じ、言語活動をより身近なもの…
2023.02.20
新たな1週間の始まりである。本日は中学生の全校朝礼がオンラインで開催された。新執行部となって初めての仕事。私は、生徒の表彰に携わらせてもらった。まだ慣れない進行が続くが、少しずつ経験を積んでほしい。 さて、明日より高校1・2年生の学年末テスト。明後日より中学も実施される。科目数も多く来週の月曜日までの長丁場。学年を締めくくる重要なテスト。進級要件にも関連する。しっかり準備したい。 また、今週は…
2023.02.19
高校2年生対象 難関大志望の説明会が開催されました
お休みのひと時である。いかがお過ごしだろうか。昨日は14時から新高校1年生の入学前オリエンテーションが開催された、と同時間に大学を使って、専門家をお招きして開催された、新高校3年生向け、難関系の大学を目指す人のための説明会。 私は同時間開催のため、新高校1年生のオリエンテーションを優先させていただき、進路説明会には15時45分くらいからということで、少し暢気に構えていた。すると、突然30分早まり…
2023.02.18
本校高校入試合格生徒の集合日です
本日14時より、高校入試で合格した生徒と保護者が集まってのオリエンテーション。専願合格した分、残りの中学校生活での緊張感は低下する。その分しっかり切り替えて、今から学んでもらわねばならない。 中学3年生にとって、高校入試は大きな試練。しかし、それは大学入試の前哨戦に過ぎない。大学入試に向けて、どう高校生活をデザインするのか。それは「どのような高校生活を過ごしたいのか」という部分と「ど…
2023.02.17
合格した生徒への声掛け
喜びの声を届けてくれた高3生と話した。自分の哲学として4つのことを伝えた。その中で最も伝えたかったことを、ひとつだけ実況風景風に、お届けしたい。 ------------------------------------------------------------------------ 「どう?合格の結果を見て、周りの人たちの反応は?」 「みんな喜んでくれました。父は、合格しなければ卒業式に…
2023.02.16
中3特別授業です
国民の納税義務を喚起する目的での出張授業。一昨日、堺税務署から義本氏にお越し願い、中学3年生が税について学んだ。国内での税金の種類は、50種類以上あるらしい。その中で「消費税」の税率が日本は比較的低いということを学んだ。北欧は高負担・高福祉が確立されている。 また、現在少子高齢化が進む我が国において、赤字財政が続いている。今のような公共サービスや公共事業を維持するためには、それなりの税収が必要。…
2023.02.15
高3生の合格の声が届いてきています
昨日辺りから、国公立大学の学校推薦型入試の合格の声が聞こえてきている。この入試は募集人数が非常に少ない。少数精鋭の突破を目指すのだが、2次試験前に受験機会を得られるチャンスでもある。と同時に、2次試験を前にした受験生の負担もそれなりに大きい。 文科省が、従来の学力試験一辺倒から方針を改めて久しい。多様な選抜方式での入試を掲げ、募集定員の30%を何らかの推薦型入試で獲得する旨を打ち出している。しか…
2023.02.14
音楽の授業で飛び入りlive……しました
ヴァレンタインの一日である。受験生にとってそれどころではないし、私も大きな関心はない。青春の1ページとして、記念に残す人もいるかもしれない。 さて、昨日の音楽の時間に飛び入りで、ミニライブを実施した。よしだたくろう氏というアーティストの「ひらひら」という1970年代の楽曲。歌詞は岡本おさみ氏が提供し、それに拓郎氏が作曲した。 以下、歌詞を転載したい。「見出し人間」という、新聞等の報道の見出しの…